Mr.しょーん

挑戦と失敗から学ぶ 薬大卒 海外在住医学生の色々日記

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医学部再受験1年目 体験談 part 5 〜人生最遅のスクロール〜

こんにちはヨーロッパは曇りが多く

朝起きてもスカッとしないので太陽が恋しいです

しょーんです :(

 

今日は私立医学部1次試験後について

前回の続きから書いていきます。

卒論と授業のため大学に通いながら

1次試験に合格した自分は新たな問題に気づいてしまします。

 

あれ...卒試の日程と2次試験の予定日がかぶってる...

 

母校の卒業試験は何回かに分けて行われ、

その総合評価として卒業の可否が決定されるのです。

つまり2次試験にいけば

ほぼ自動的に留年が確定してしまいます。

他の単位をすべて取得し卒論を提出していても

薬学部は卒業させてくれません。

おそらく国家試験の合格率を上げるため

卒業者数を絞っているのでしょう。

 

 

でも実際は自分の中では留年はあまり問題ではなく

気持ちは2次試験が大優先でした笑

ということで、当然のこと

2次試験の小論文と面接の準備を進めます。

 

 

 

いよいよ2次試験の日がやってきました。

場所は東海大学医学部キャンパスのある神奈川県。

服装は面接があるためスーツ。

大学病院をみて、あぁこんな所で働けたらいいな...

 

思い起こせば数年前に大学病院で薬学生として

実習して医学生に魅せられこの道を選択し、

残りもう少しというところまで自分が辿りついている

と思うとなかなか感慨深かったです。

 

 

学科試験でないためそこまで緊張せずその日を終えました。

 

 

そしてとうとう合格発表の日。

ここを抜ければ正真正銘の合格です。

何年も前のことなのに今現在でも鮮明に覚えています。

 

その日は大学の久しぶりの登校日であったため

大きな教室に同級生が集まり教授の話を聞いていました。

合格発表は時間ピッタリに

受験校のホームページに更新されるので、

その日はずっとそわそわしていました。

 

発表時間がやってきました。

 

友達も見てみたいというので、

仲の良かった友達と2人でコンピュータールームへ行きます。

2次試験は受験者数が少ないので、

受験番号を打ち込むのではなく、

合格者の受験番号がずらずらと並べて

掲載されている形式でした。

 

ここなんか受験番号が50くらいとんでるやん笑

 

そんなことを思いながら受験番号が

比較的大きかった自分はページの下の方に

スクロールしていく訳です。

決まるぞ決まるぞ

 

...gagaga...

 

 

 

あれ?ある?ない?番号とんでない?

 

待って、あれ番号じゃない?

 

 

おぉぉぉぉぉぉ!!!

ほんまやん、あるやん!!!!!

 

 

アドレナリン、エンドルフィンのようなものが

一瞬でました。笑

が、よく見てみると補欠候補と書いてありました。

ん??

しかし自分は正規合格できてなくても

 

”まだ終わってない”

 

繰り上げ合格の可能性が残った。

という気持ちの方が強かったです。 

なぜなら前回にも書いた通り

私立医学部受験生は多くの大学を併願します。

そのため複数校合格した受験生は1つに

大学を絞らなければならないので

他学部と比べて繰り上げ合格者は非常に多いのです。

その繰り上げ合格は国公立の医学部にも

すごく影響されるので後期、

つまりは3月末、遅ければ入学式の直前まで可能性があるのです。

 

 

そんなこんなで東海大学は補欠番号は発表されていないので

いつ来るかも分からない電話を

ひたすら実家の電話の前で待つことになり、また

”おかん、今日は電話あった?”

しばらくはこの言葉に取り憑かれることになります笑 

 

つづく

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ご拝読ありがとうございました。

 

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