どうも、しょーんです。
皆さんは4ヶ月前にYouTubeにアップされ
約100万回再生されている
この曲をご存知でしょうか?
これはとある再受験生が
東京の私立医大を受験するも不合格が続き
地方大学の医学部に進路を変えて
3度目の挑戦にして合格。
だが大学側が調査した結果、
その前の年に合格点に達しており
その大学である順天堂大を相手に
提訴したというもの。
このアニメーションの最後には
隠し撮りしていたと思われるような
男性とのやりとりが録音されている。
そんな曲が僕の友人から
少し前に送られてきた。
その友人というのも再受験生で
福岡大の不正入試を受け受験料が返済され
金沢医科大では点数開示で合格点より
高いスコアだったのに不合格となり
いまは違う道に進んでいる。
さてさて、そんな中で
つい先日、聖マリアンナ医科大が
第三者委員会から
クロであると評価を受けたのだ。
※大学側は一貫して否定
ちなみに聖マリはというと
学科試験(400点)、小論+面接(各100点)、
適性検査、出願書類などで合否を決める。
だがこの600点以外の
調査書などの出願書類の点数で作為的な
不正があるとされたのだ。
元受験生としても
客観的に見てもこの点数差はすごいw
聖マリを相手に訴えているのは女性だが
性別だけでなく年齢も
大きなファクターの1つだ。
現役の男子が受けた場合と
大卒の女性が受けた場合では最大値として
244点もの差が受ける前からあるのだ。
これでは受かる訳が無いw
というのも私立医大は一般入試の定員が
100名弱で志願者は数千人なのである。
なのでおのずと合格ライン付近では
1点に何人もいるような状態になるのだ。
それくらいに1点が重くなる。
そんな勝負の中、加点なしであったり
マイナス評価であったら論外になるだろう。
まぁ僕の受験当時も
当然だと思って割り切っていた。
親の職業や寄付金の話などもよく聞いていたし
不正入試が明るみになった順天堂も東医も
多浪は取らないで有名だった。
個人的には程度は違えど
大体の私立医大で行われていたと思っている。
私立ほどじゃないが国立大も例外ではない。
当時はオールA判定でもなかなか受からず、
あぁ再受験もラクじゃないなぁ
なんて悲しかったが
今では世の中はこんなもんなんだと
少し考えが変わるようになった。
というのも私立大学である以上
経営や色んな観点から各大学に適している
受験生を合格させたいわけで、
そんなもんかと思ってきたからである。
それが医学部ならば現役の男子であるし、
他学部でも別の基準を設けているだろう。
ただ勿論、日本の医師や医学生に
優秀な方々が揃っているのは分かるが
旧態依然としている感じや
時代錯誤のように
性別や年齢が重視されるような
場面が他国に比べて多いのも事実だ。
現に海外に比べて
国内に外国人医学生がいないし
なかなかの排他的っぷりだ
摩擦を案じたり、
守らなければならないものもあるだろうが、
現存の制度に疑問をもたない限り
いまは良いかもしれないが
新しいものを取り入れる国に
追い抜かれるのも時間の問題だろう。
まぁ僕自身はもう受験はしないので
直接的に関係はないが
次の世代や志ある人のために
受験はもっとフェアであっても良いとは思う。
最前線で命を扱う職業に寄付金の額や
親が医者であるか、そうでないかなどという
くだらないバイアスは
かけない方が良いのではないだろうか。
ご拝読ありがとうございました