Mr.しょーん

挑戦と失敗から学ぶ 薬大卒 海外在住医学生の色々日記

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【体験談】海外医学部 ヨーロッパ編 Part.15 〜2年次前期単位認定試験とは〜

どうもしょーんです。

 

そんなこんなで生活していると

あっという間に12月を迎え試験期間に

入ろうとしていました。

 

 

まぁクレジットテスト(中間試験)も

一応全てクリアしあとはこの最終試験だけです。

という事でこの学期の単位認定試験である

解剖学組織学の試験概要について

ちょっとお話していこうと思います。

 

 

解剖学

 

最終試験では3つのパートからなります。

筆記、プラクティカル、オーラル

 

 

筆記

 

これはあらかじめある何百問かの問題を

覚えるだけなのでミスる人はほぼいません。

マルチプルチョイスという事もあり

最も簡単なパートです。

 

 

プラクティカル

 

これはクジを3つほど引いて出た内容に応じて

人体標本を眼の前にして行うテストです。

 

1つの例でいうと

 

"膵臓はどれですか〜?"

"どんな構造してますか?"

"働きは何ですか?"

"どこに膵液は排出されますか?"

 

てな感じで軽い口頭の質問と

実際にどこに何があるかを見せる訳です。

 

 

まぁ臓器などは分かりやすいですが

筋肉や血管、神経などとなると

テスト標本の状態が悪いため

参考書で見るものほど見やすくないので

授業でどれだけ慣れているかが大切だと思います。

 

ただこれも質問内容が軽いし

あまり落ちている印象はないです。

 

 

オーラル(口頭試問)

 

これが前の2つをクリアしたら受ける事ができ

最後に受ける謂わばテストの本番みたいな感じです。

 

これは3つクジを引いて

出たトピックについてプラクティカルより

さらに試験官の先生から

詳細に聞かれるテストになります

 

 

ここをクリアすれば単位ゲットです!

ただ落ちたとしても次回からは

オーラルからになります。

 

 

組織学

 

組織学は大きく2つのパートに分かれます

スライド試験、口頭試験となっています。

 

 

スライド試験

 

これはスライドに組織の断片があるので

それらを見て染色方法とどこの組織であるかを

答えるテストになります。

 

ですのでこのテストのために

スライドの特徴を掴んでおく必要があるので

事前に顕微鏡を見ておく必要があります。

 

これを確か80%以上で正答すると

次のオーラルに進める訳です。

 

 

オーラル(口頭試験)

 

これも基本的には解剖学と一緒で

クジのようなものを引いてそのトピックを

試験官から聞かれるような感じです。

 

1年次も同じようなテストを

受けたのを前もお話しましたが

 

 

これらの問題一覧は学期前に

学校のHP上で確認する事ができ

大体が前年度と同じです。

 

ですので先輩たちが作成したような

過去問の解答がある訳ですが

完璧ではなく抜けている部分も多く

参考にしながらも結局は各々作ることになります。

 

 

この作業が骨がおれる訳ですが

解剖学組織学であると

作業量が膨大であるため

 

まとめる期間と覚える期間で

かなりの時間が必要になってくる訳なのです。

 

 

一緒の時期にすんなよ〜

(´・Д・)」www

 

 

そして暗記科目であるので

勉強していて絶望的に面白くないのですw

 

つづきはこちらから

www.dakujem.work

 

 

ご拝読ありがとうございました